1978年 地元・阿倍野に生まれる。平安時代に天才陰陽師が誕生したと伝わる安倍晴明神社の境内で育つ。
陰陽師ブームが起きる前、安倍晴明神社は都会ながらも下町情緒あふれる樹々に囲まれた静かなお宮だった。
折りに触れて阿倍王子神社・安倍晴明神社の宮司を務める祖父や父から阿倍野に残された伝説の数々を聞いて一つひとつ覚えてゆく。
祖父や父、兄も学んだ三重県伊勢市の皇學館大学で神職の資格を取り、20代は奈良県桜井市の三輪明神・大神神社に奉職。
30代から阿倍野に戻って10数年目、現在は兄の宮司と共に、阿倍王子神社・安倍晴明神社の禰宜として神明奉仕に勤しむ毎日を送っている。
時代の流れの中で衰退した神事を復興したり、蔵の中でほこりをかぶった古い文献や書物を紐解いて忘れられていた歴史を復元・再検証することに挑戦している。
タウン新聞のあべのTOWNに毎月阿倍野に関する昔話を連載中。
阿倍王子神社・安倍晴明神社 禰宜::
http://abeouji.tonosama.jp/