つまみ細工は江戸時代から続く、伝統工芸です。
昔ながらのでんぷん糊で仕上げる技法で、プチ職人を体験できます。
成人式の前撮り写真に間に合うようにこの時期に日程を組みました。
娘さんにまたはお孫さんに手作りのかんざしで、忘れられない二十歳の思いでをプレゼントしましょう。
もちろん、ご自分のための方も歓迎です。サポートいたします。
3回のレッスンで作るかんざしです。
秋に咲く秋明菊を中心に小花をちらし、下がりを付けました。
菊と名前についていますが、シュウメイギクはキンポウゲ科。
特徴である花芯から一緒に作ります。
秋明菊は秋の花ではありますが、花の色などは約30色から選べるようにいたしましたので、秋にこだわりなくお作り頂けると思います。
お着物の色に合わせたり、お好みの色をお選びください。
垂れ下がって揺れる『下がり』は取り外しができます。普段使いにもお勧めです。
成人式、結婚式などの晴れの日に、また普段のお着物をおしゃれに着こなしたい方。
ワンピースなどに和を取り入れたい方、和の好きな方、和ロリの方、どなたでも受講いただけます。
初めての方でも基礎から教えますので、最終日には組み上げ、完成品をお持ち帰り頂きます。
★難易度
★★★☆☆ 少し難しい 作ることが好きな方にお勧めです。
(初めての方でも受講できます)
★学べること
道具について でんぷんのりについて
オチリン(土台)の作り方
丸つまみのやりかた
葉の作り方
つぼみの作り方
花芯の作り方
下がりの作り方
組み上げ (かんざしの組み立て)
江戸の雑学・植物の話(進捗により省く場合があります)
★日程・時間
1回目 6月3日 日曜日
open 9:50 start 10:00 close 12:00
2回目 7月1日 日曜日
open 12:50 start 13:00 close 17:00
3回目 8月5日 日曜日
open 9:50 start 10:00 close 12:00
お時間のない方は出来上がり次第、退室可能です。
★料金 受講料 ¥12800
材料費込み(作る作品は1個です)
★場所 東京都中央区銀座3丁目12-16 3階
最寄駅 東京メトロ日比谷線東銀座駅3番出口から徒歩5分
都営浅草線東銀座駅A7出口から徒歩3分
趣味ではじめたちりめん細工でしたが、江戸・明治・大正の古作に触れる機会があり、その中につまみ細工がありました。小さな花びらの美しい連続にすっかり魅了され、新しい自己表現ができるのではと思い、職人さんの工房を訪ねたり、先達に教えを乞ったりし、現在のスタイルになりました。
『つまみ細工』とは、布を折り紙のように折って、花や鳥、蝶などを作ります。江戸時代から伝わる技法で、かんざしなどに使われている東京都指定の伝統工芸ですが、職人の数はほんのわずか。
このままでは、本当に職人さんがいなくなってしまう。との思いで教室をはじめました。ただ、養成講座ではありません。全く趣味の教室です。
それは『後継者はつくらない。これでは食べていけないから』と職人さんが言っていたからです。
つまみ細工を知ってもらう事。興味を持ってもらう事。ほんの少しだけ、もう少しだけ身近に感じてもらう事。の思いで教室を始めました。
作ることの大変さ、誰かのため、自分のために作る喜び、職人の技、先達の知恵など感じていただければと思います。
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