この体験を始めたきっかけ・思い

ドラムとの出会いは運命的なもので、音楽家人生の中でドラムをメインにやっているときもあれば、その後身に着けた作詞・作曲などを通してプロデュースをメインにしている時期もありました。

2019年、改めてドラマーとしての活動に軸足を戻し本格的に復帰する決意を固めましたので、私自身１ドラマーとして活動していくとともに、最近は教えてこなかったドラムの素晴らしさを伝えるレッスンが出来ればと思いました。

もともと、学生時代には家庭教師で生計を立てていた時期もあり、教えること自体は大好きで、学校での授業なども続けてきました。

けれど、自分が一番長く接してきたドラムこそ、教えられないなという感覚がありました。理由は、自分のドラムの演奏を論理化できていないからで、論理的に説明できないことを人に教えることが難しかったことにあります。

ただ、今年ドラマーとして復帰することを決めて、若手ドラマーと接する機会が多くなったこともあり、若い人たちが学校で学んでいる論理を聞いている内に、自分自身が言語化できていないかった動きなどがはっきりとするようになってきました。

そこから、今まで自分が長くやってきたドラムをもっと論理化し、教えたいという想いに至りました。

長くプロとして経験しておりますが、私から一方的に教えるような形式でなく、一緒に学び合えるような方と出会えることをお待ちしております。

宇津本 直紀さんのプロフィール

作詞作曲家・音楽プロデューサー。90年代DEENのドラマーとして活動、「未来のために」「夢であるように」等の楽曲を作曲。2000年代、大手レコード会社に勤務。2011年より、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷などで講師を務めつつ、神部冬馬のプロデュース、上野優華への楽曲提供など。